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浄土宗檀信徒のみなさまから寄せられた平和念仏募金は、世界平和のために活動する日本のNGO(国際ボランティア団体)に支援金として提供され、大きな成果を上げています。
支援の中心は、モノからひとへ。
各地の現地スタッフや教育事業に活用されているのも、大きな特徴です。
お寺から世界のために、まごころの支援を。4団体の活動レポートをご紹介します。
平和の意味を知り、願いを深めるために。
文字に親しみながら、真の平和を学びます。
反差別国際運動(IMADR)
「グアテマラにおけるマヤ先住民族コミュニティの
  エンパワメントのための教育および訓練プロジェクト」

反差別国際運動は、1993年世界からの差別撤廃を目指すNGOとして発足、国連NGOと して、国連の人権活動に参加・協力する国際的NGOです。
グアテマラの人口の多数を占めるマヤ先住民族は、
長く貧困と差別のため教育を受ける機会を奪われてきました。
同国では96年に国連の仲介により軍事政権とそれに対抗する勢力の和平合意が成立 しましたが、識字率の低さからその内容すら知らされていないのが現状です。
反差別国際運動では、98年から識字教育を通じて社会能力を身につけ、
差別撤廃のプロセスに自ら参加できるようにと、現地団体との共同プロジェクトを 開始、コミュニティのニーズの調査、識字教師の育成などを手がけ、
現在6教室、青年と女性が中心の110名生徒が勉学に励んでいます。
和平合意の意味を理解し、さらに和平実現のプロセスに人々が参加するために、
聖日献金では、今回も反差別 国際運動の識字活動に協賛します。

地球の人づくりこそ、支援の目標。
大地に根ざした自然農法を学んでいます。
日本国際ボランティアセンター(JVC)
「ラオスにおける環境保全型農村開発プロジェクト」

日本国際ボランティアセンターは1989年にインドシナ難民救援をきっかけに発足し たNGOです。
その後、地域住民の自立をめざした農村開発や紛争があった地域での平和の実現にも、
市民の立場から取り組んでいます。
ラオスでも、一方的な支援ではなく、その地域をリードしていく人作りに重点をお くことを目標に、現在、住民が中心となった農村開発を進めています。
自然農業に関する教材作りやトレーニング、
研修を開催、村々を巡回しながら現状に即した指導を行っています。
これらの活動をスムーズに進めるために現地ラオス人スタッフが事務管理、及び調 整員として働き、
現地のさまざまな機関、団体との協力関係作りに貢献しています。
平和念仏募金には、巡回指導実施経費、及びラオス人スタッフ人件費の一部に充当 する予定です。

ひとが育てるカンボジアの未来。
故郷に生きるスタッフを支援しています。
シェア=国際保健協力市民の会
「カンボジア・スレイセント郡地域保健プロジェクト」

シェアは、1983年のエチオピア飢餓救援をきっかけに発足した、
保健医療協力を行うNGOの代表格です。タイ、カンボジア、東ティモールにおいて
住民参加に重点をおいた地域保健の促進活動を行っています。
1992年からカンボジア王国での活動が始まり、
現在スレイセント郡にて医療関係者及び地域住民への保健教育、エイズ予防活動 を行っています。
聖日献金では、9年度よりシェアに協賛、
現地事務所で働くカンボジア人スタッフの人件費として支援しています。
スタッフの能力、技術の向上は、プロジェクトの成否を握る鍵。
故郷に生きるスタッフの活躍が、聖日献金によって支えられています。
今回も、カンボジア人スタッフのうちのプログラム・オフィサー(調整員、講師) の人件費の1年分に充当できるよう予定しています。

聴覚障害の子どもを救え!
だれもが等しく受けられる教育を推し進めています。
パレスチナ子どものキャンペーン
「ガザ・アトファルナろう学校教育支援事業」
パレスチナ子どものキャンペーンは、パレスチナの子どもたちへの人道的支援をめざし、
1986年に設立されたNGO。
ガザ地区では、人口100万人の中に1万人以上いるといわれながら
ほとんどケアのない聴覚障害者の自立をめざし、
ガザ地区唯一のろう学校「アトファルナろう学校」の設立に参画し、
その後運営も担っています。パレスチナでは、障害児教育はNGOに任されたまま。
聖日献金はここの国語の教員モハマンド・シャワさんの給与として協賛しています 。
家庭からほとんど出たことがなく、手話も知らず、人とのコニュミケーションに
慣れない子どもたちを対象に
根気よく指導を続けています。子どもろう学校は開校8年目を迎え、生徒数も200を 越えました。
小学校や職業訓練のコースに加え、新たに中学1年のコースを新設、
学ぶよろこびがいよいよふくらんでいきます。
今回も引き続き、ろう学校の教員の人件費1年分に当てる予定です。

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